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執筆者の写真MAC

【6月6日】ルワンダ第4回目セッション~アート(芸術)について~

6月6日に日本×ルワンダの第4回目のセッションを開催しました!


セッションも2ヶ月目に突入し、今回はより深く両国の文化を理解するために、アート(芸術)という切り口からプレゼンテーションを行いました。




ルワンダ側は、「イミゴンゴ」という伝統芸術、「イントレ」と呼ばれる伝統舞踊、そして壁画アートなどの公共芸術を取り上げました。



「イミゴンゴ」はルワンダの女性たちが牛の糞を使って作った有機塗料で渦巻きや幾何学模様を描くそうです。1994年の大虐殺の際には、その技術はほとんど失われてしまったそうです。しかし、東部州のルスモに向かう道に、キレヘの近くにある女性の協同組合が、このルワンダ独自のアートフォームを復活させました。伝統的には幾何学模様が描かれますが、女性アーティストたちが自信を深めるにつれ、ルワンダの風景や動植物、人々の精神を伝える、よりモダンで革新的なイメージを試み始めています!



アートを一つとっても、伝統芸術の維持に向けた女性の活躍を見ることができました。







一方、日本側は古代、中世、近現代、現代の四つの時代におけるアート(芸術)の変遷に焦点を当て、水墨画や浮世絵、伝統工芸としての輪島塗や江戸切子などを取り上げました。


江戸時代には浮世絵のコピーが買えるようになったことで大衆にも芸術文化が広まったことや、伝統工芸の魅力を伝える動きが見られることなど、アート(芸術)の歴史を振り返ることで、より深く、お互いの国を理解できたのではないでしょうか?






最後に、確実に自分ごと化の輪が広がっているなと実感した出来事を最後にシェアさせてください!




ルワンダ人の一人がセッションの最後に、




「実は日本人はシャイなイメージがあったけど、みんながブレイクアウトルームでたくさん質問してくれて、ルワンダのことを知りたいっていう気持ちが伝わってきてすごく嬉しかった。」




と感想をシェアしてくれました。


私たちオーガナイザー一同、このような言葉が聞けて本当に胸がいっぱいになりました。




日本×ルワンダのセッションも残り2回となりました。




次回は、13日、20時から、「不平等さ」をテーマに、どのような不平等さ、そしてそれらがどういった背景から引き起こっているのかについて考えていきたいと思います!




また、最終日の27日は「ルワンダの大虐殺」と「広島の原爆」をテーマにゲストを招待して講話を行います。皆さんの参加をお待ちしております。




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